フジサンの秘密基地!

とりあえず娯楽の本質を模索する試験ブログです。

今こそコロナ防衛を

 本日も現場作業だったが外注の職人さんたちの頑張りで仕事がスムーズに進んでいたので私はサポートに徹してお昼を食べていなかった。

 お陰で部活動の学生さんたちと同じ時間帯に帰宅することになった。

 空腹だったが営業している飲食店はどこも満席。どうしてもスタミナのあるものを食べたかった私はイートインスペースのあるコンビニを見つけた。

 外で運動着の学生たちがホットスナック片手に群れていたが不思議な事にイートインスペースは空いているように見えた。

 これはしめたと、レジを済ませた肉まんとジャスミン茶を手にイートインへ滑り込む私。だがすぐに後悔することになった。

 スペースがガラ空きな理由が判明したからだ。

 入口側の席に座っていた40代半ばから50代ぐらいの少し頭の悪そうな、或いは人生のすべてを失い呆けてしまったような恨めしそうな目のオジサンがマスクもせずに所構わずゴホッゴホ、オゲ〜っ!と豪快な咳をしているではないか。そしてオジサンから霧のようなものが舞っていた。

 同じ底辺男である私は一瞬ですべてを悟った!

 今や世の中はコロナ禍が終わったとばかりに出歩いてマスクもせずに寄り集まりおしゃべりしながらモノを食べる。誰がどう見ても隙だらけだ。

 氷河期世代、経済的な理由で若くして首をくくった連中、工場を任されるも火の車で未だに借金まみれなオッサン警備員。

女房子供に逃げられ養育費の支払いを命ぜられ働き続けるゾンビたち。

 彼らは先の見えないまま身体にガタが来たオッサンになった。踏んだり蹴ったりの人生の最後にもしも武漢肺炎(コロナウイルス)に感染したら何をするだろう? 私なら大物狙いをするが大抵の奴らは人生に絶望した時にとる行動が2つしかない。

 自殺するか八つ当たりの通り魔になるか? 

因みに女と違って社会的な支援が存在しない男たちは世間に助けを求めるという選択肢がそもそも無い。

 

 急いで帰宅し手洗いうがい、制服は洗濯機で回した後で乾燥機の熱風に晒す。

 日本全体がコロナに対して油断している今だからこそイカれたバイオテロを警戒せねばなるまい。