フジサンの秘密基地!

とりあえず娯楽の本質を模索する試験ブログです。

不良品を掴まされたとき

 歳をとって来ると、自分の出会う物が特別に思えて来るのです。玄関の邪魔で不要なモノを乱暴に捨てるのに抵抗が出て来ました。

 

 人の一生をゲームに例えると“死ぬ”というのそのままソフトの経年劣化や配信サービス終了に当たるのです。

 

 始めたゲームには必ず終わりがあって、これまで積み上げてきたアイテムやお金、味方にしたキャラクター、完成させたモンスター図鑑はすべてリセットされます。持ち越しなんてできずに容赦なく一瞬でオナラのように消滅します。

 

 そう思った時に、邪魔なモノや憎たらしい人が不思議と愛おしく思えて来るのです。ペテン師さえも、ジブンの一生というRPGの世界を構成してきた1要素であり世界の欠片なんです。

 とはいえ、そういうモノを放置しておくとゲームの進行上、不具合が生じますから対応せざるを得ません。不要なモノは破棄し続けなければならないのです。

 ただ、自分の目の前に現れたそれらは単なるお邪魔虫だったのかそれとも、【ジブン】という勇者を成長に導くためにクリエイターが用意したスイッチだったのか?

 ゲーム終了を目前にしたとき、そんな事はもうどうでも良くなりました。このゲームは間もなく消えて無くなるのです。

 

 世界は近々跡形もなく消える、と考えたとき、モノを捨てるときは投げ捨てるのでは無くそこに宿った目に見えないモノ……精霊でも憑喪神でも良いですがそういったものに敬意をはらうようになりました。「これは要らないモノだけど、ジブンの一生には必要なモノだったのだ」と。

 もうすぐ世界が跡形もなく消える事がわかったとき、自分の欲望を満たすことより、この世界に対して何が出来るのか? サービス終了までどうつきあうのか?のほうが重要になってきた。

 

 

 

 

z-night

 昔の人は思いました。

 「貧富の差による教育格差が無ければ、家庭環境の差による機会の損失さえ無ければ、ワシらは才能を開花出来て幸せになれたのに……悔しい、悔しいよ…。

 かみさま……お願いだあ、もっと平等な世の中にしてけろ」

 その時代、才能が開花するかどうかは産まれた環境に左右され、才能が開花出来なかった下層民はまとめて無価値な物として扱われていた。 

 

……25年後。 

 

 西暦2024年。

 テクノロジーの発達や教育改革により、かつてのような極端な教育格差は消滅した世界。

 

 人々は打ちひしがれていた。

 この時代の若者達はほぼ全員がインターネットを使いこなしWebデザインが出来たし、大人たちと対等にやって行ける専門知識を身に着けていた。………そう、ヤンチャな底辺層でさえも大企業でやってゆける教養を効率の良いやり方で身に着けていた。

 

 

 

 昔々大昔は夢を追ったり才能を開花出来るのは金持ちだけで、貧民層はどれだけ才能があろうと貧民層のままだった。

 だからそれぞれの層の同じグループ内に例えば

才能の上限が0〜100までの人が混在していて富裕層では才能が0よりな人が、貧困層では才能が100よりな人がイジメの対象になっていたが、層どうしの罵り合いの時は一致団結できた。これが昭和産まれのおじさんが育った社会。

 

 だけど今の世の中はこの構造ではないから昭和生まれが令和の30歳以下の世代を理解するのはかなり難しい。

 

 かつて不可能だと思われた「一人一人の子供にあった教育」が実装され20年近く運用された世界線で何が起きているのか? 

 貧富の差による教育格差と機会格差がほぼ無くなった世界線

 そこは才能によって細かくカテゴライズされたバラバラの社会。

 人間一人一人に最適化された環境が与えられたら次にどんな問題が起きるのか?

 例えば才能の上限が5の人には上限である5まで、上限が100の人には上限である100まで教育が施される事になる。フルカスタム人間ですね。

 ではフルカスタム人間同士が出逢うとどうなるかと言うと、才能上限5の人間は才能上限6の人間に勝つ事が出来なくなった。お互い上限いっぱいまで改造されてて生れつきの遺伝子で先に勝敗が決まっている為に。才能上限5の人間は才能上限100の人間とは最早話をする機会すらありません。

 

 教育格差が無くなった社会というのは個人の能力の余白が無くなり、自分の可能性を信じる余地の無くなった閉ざされた世界。毎日芸能オーディション紛いな事をやらされ産まれた瞬間から価値の確定してしまうディストピア

 その昔、貧富の差による教育格差が絶対的だった時代では富裕層の中に才能の無い人間がいたから、それをチョット才能のある貧困層の人間が下から槍で突いて憂さばらししている光景がしばしば見受けられた。

 駄馬もサラブレッドも貧民層として雑に纏められていたから才能の上限なんて気にせず「家庭環境さえ良ければ俺もプロになれたのに」「よーし、あいつら金持ちの無能息子より才能が上って事を見せつけてやる!」などと夢を見ていられた。

 

 

 教育格差を取っ払って一人一人の才能を伸ばしますと言えば聞こえは良いが、実際は子供をDNAレベルで丸裸にして世間の目に曝すということ。その中からうちら大人にとって都合の良い人間に高収入の約束を、そうでない人間には「カネを稼げない人間はいらない」とバッサリ切り落とす事。

 Z世代はそういう品評会じみた事を当たり前に経験してきた世代。

 「これがお前の価値で、ソースはこれ」

 昭和世代なら、何糞そんな事!ってなるけど、それはあくまで機会が不平等過ぎたから言えることであり、一通り教育を受けてみて限界が見えた世代の場合、そこが頭打ちだから退路は無い。

 だから才能が埋もれてた時代のほうがむしろ根拠のない希望が持てたんです。頑張るエネルギーは根拠のない信仰からしか生まれない。

 

 

 

こんなはずじゃ無かった。

 みんな違ってみんな善い。

そういう楽園が来るもんだと本気でワシらは信じてた。

 教育格差が是正され、機会が平等な社会になったら全員が中島みゆき安達祐実になれる、……訳じゃ無かったのじゃ。

 

 

 

 

 

 

本読んでる奴は自分に酔っているキモい奴、という思想

 Z世代の間で

本読んでる奴は自分に酔っているキモい奴

 という思想が流行りだしている、というまとめ記事を読みました。ただコレって大昔にも同じ思想が流行っていた時期がありますから、世論誘導の目的でオッサンがでっち上げている可能性も否定できません。

 ただ、もし本当に「本読んでる奴は自分に酔っているキモい奴」という思想が流行っているのであれば、そう考えている若者はそのテーマで本を書いて発信すれば良いと思います。バズれば広告収入が稼げますし企業からオファーが来ますよ。

アメリカの天敵

 国際連合の主にしてNATO軍のリーダー。

軍事産業の国にして世界の秩序や経済を司るアメリカは聖書における海の野獣リバイアサンと称えられる。

 BLACK LAGOONというアニメに登場するCIA工作員エダは「アメリカは頭が幾つもあるヒュドラのような国だ」と語っていて、事実上アメリカを討伐することは出来ない事を示していた。

 それが本当であればまさに米国はヤマタノオロチであるし、いまアメリカを酔わせ弱らせまくっているフェミニズムを筆頭としたポリティカル・コレクトネスの嵐はイナダ姫が造った酒そのものである。

日本で男女平等が上手くゆかない理由って

 信号機の色って赤、黄色、青(🔴🟡🟢)だと思うのですが、もしかしたら目の機能や脳内処理の個人差によって見えている色が異なっているかもしれません。

 人によって、街の信号機が

(🟡🟢🔴)や(🟡🔴⚫)に見えている可能性があります。

 

 まあその話は何処かに置いといて、私達は他人とコミュニケーションとる際に言葉を使うと思うんですけど、同じ単語を使っていてもイメージする内容が人によって変わってしまう事がザラにあると思うんです。意味の取り違えといいましょうか。

 有名な話では地方によって魚の名称がアベコベになっている事があって漁業関係の注文をする際にイメージしてたのとぜんぜん違う魚が届いてしまうトラブルなんかがあります。

 で、ここから本題なのですが、女性の管理職の割合を増やそうって政策がありますよね?

 女性の人権推進団体からの要望を受けた政府の男性陣が

「なるほど、そうか! 確かに女性の管理職の割合が少ないな! よっしゃ予算投入してどうにかしたろ」ってことで企業に働きかけて女性枠を設けた……までは良かったものの、何年経っても女性の割合が増えない問題。

 まあ色々な理由はあると思いますが私は次のように考えました。

 そもそも「管理職」という言葉の指し示すイメージが男女で、とくにフェミニストと社会人男性では異なっているのでは?と。

 例えばある程度社会的地位のある男性が「管理職」という言葉を聞いてイメージするのは多くの場合プロジェクトを成功させる為に自分を犠牲にして組織や社会に尽くす人物なのに対して、フェミニストなどの女性が「管理職」という言葉からイメージするのは、“お局様”のことだったりします。良く言えば北の国の将軍様みたいなイメージですね。(あの国はよく崩壊しないなあと感心する)

 

 つまり、男と女で話し合いをする際はまず言葉に対する認識の違いを分析して双方確認しあって共通言語に翻訳してからでないと10兆円の予算を注ぎ込んでいるのにジェンダーギャップ指数が全く改善しない! 増税までしたのに…というトンデモナイ結果になるということです。

 

 

「管理職の割合を男女同数にするべきだ!」

→お局様の割合を男女同数にするべきだ

 

 例えば上のように男女共通言語へ変換すれば意味が通るようになりますし日本政府の失敗も見えてきます。女性の人権推進団体は会社の生贄を男女同数にするべきだと言っているのでは無くて、北の将軍様みたいな人物を男女同数にしろ、そうすればフェアになるからと主張しているのです。

 ここから考えて政策を組めば良かったのです。

 

 

 

 

 

 

 

身体に悪い夕食の取り方

 就寝前の3時間に夕食を取ってはイケナイ理由は太るからでは無く、老けるかららしい。

 睡眠が浅くなるのは勿論、食べ物を消化するために稼働し続ける内臓は疲れが取れずに過労状態となり、肌や免疫を保つメンテナンスのための余力が無くなってしまう。

 それが積み重なり他人より早くお年寄りになる。

初夢の話

 

 奇妙な夢を見ました。

 何処かはわからないけれど、コンクリートで出来た古い建物が見える。たぶん学校だろうがあちこちヒビが入り、平日の昼間であるにも関わらず生徒の声が聞こえない。というより窓が割れ真っ暗なあたり廃校であると思われる。

 その建物は山の斜面の上に建っており、その斜面には野球場の観客席のようなコンクリートの段々がある。

 蝿が飛び回り腐臭がする。枯れ草の生えたコンクリートの上に汚れた黒い布があり、それがモゾモゾ動いたかと思うとゴキブリに似た甲虫が布の隙間からこぼれ出てきた。その布には蹄のついた細い脚がついていた。

 見渡せばそこら中に白いヤギと黒いヤギの死体が転がっていて、痩せ細った白いヤギ達に対して黒いヤギ達は明らかにアリや甲虫などの虫が涌いて腐乱していた。

 白いヤギは2頭ほど首を上げているのがいて、力無く啼いている。近づくとまるで助けを請うように切なくこちらに啼いてくる。

 とても犬臭い。野生動物の臭いなのかはわからないけれど、その白いヤギの周りには蝿が飛んでいて、どこかに傷口でもあるのか蛆の束が見えた。ヤギたちが飢えと寒さで死んでいったのか、正体不明の伝染病が蔓延しているのか判別出来ない以上、迂闊に手を差し伸べるわけにいかなかった。

 だから、罪悪感に苛まれつつ見届ける事にした。我ながら悪趣味だと思いながら、黒いヤギが虫に分解されて行く様を観察していた。まだら模様の平べったい虫によってチップ状に切り分けられ運ばれて行く。

 

 今はここまでしか思い出せない。