フジサンの秘密基地!

とりあえず娯楽の本質を模索する試験ブログです。

【自宅自衛隊】日本は男女平等じゃ無かったの?

 全国の自宅自衛官の諸君、こんばんわ!

 実際守られてるかあやしい憲法第二弾です。

 例えば、お子さんが大学入試に向けて受験勉強をしていたとします。友達と遊ばず恋人も作らず、ゲームも捨ててひたすら夢に向かって頑張っていたのに残念ながら結果は不合格。

 これが医大なら入学してから卒業まで6年間もありますから人生設計の組み直しが必要になるかも知れません。

 ところがかつてこんな事件がありました。

 『大学医学部で一部の男子生徒に加点調整、28人が訴え。東京地裁憲法14条違反であるとともに大学側が秘密裏に行っていたとして27人の受験生への賠償として計1800万円の支払いを命じた』

『また合格可能性のあった4人へは追加で100〜150万円支払うよう大学に命じた』

 

 2013年から2018年にかけて合格点に達していない生徒に加点して合格扱いにし、その分及第点であった生徒達を落としていたという。大学側が特定の属性をもつ生徒を優遇した結果、本来医大生になれるはずだった子達が落とされてしまっていたのです。大学の医学部に入ってからお医者さんになるまでに最低10年かかるらしいですから、こんなもの納得いきませんよね?

 医大に入れずに数年経ってから実は合格してましたと200万円ぐらい貰ってももうどうしょうもないデスよね?

 

 【憲法とは】

 国家の基本的事項を定め、法律や命令で変更することのできない国家最高の法規範である。

物事の大原則となる約束事。

 つまり日本国憲法というのは日本国内における最上位の法律であり、あらゆる制度や法案はこの日本国憲法を越えることは出来ません。

 今回は過酷な医療現場に置ける深刻な男性不足から複数の医学部で男性優遇の措置がとられていたようですがそういったいわゆるポジティブアクション東京地裁の指摘通り次の憲法で禁じられています。一緒に確認願います。

 

日本国憲法第14条】

 1. すべての国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。 ※〔差別〕 区別して扱うこと。 国語辞典永岡書店より 

 

 正当な理由があるとか無いとかの話ではありません。国内最高位の法律で禁止されているからこその判決なのです。

 もしもこれに反するような法律や制度が後からできた場合、それはペテンであり違憲であり無効であり、それを無理やり国が押し通すなら無法に他なりません。

 ここをおさえて置きましょう。