富士の裾野にいると未来予知出来たり、突然モテ期が来たり、動物と会話出来るようになったり、謎のアイディアが浮かんだりする。
因みにスピリチュアルとかオカルトはそんなに好きじゃありません。以前は流行に乗ってパワーストーンなどを集めた時期もありましたが、退職して感覚がクリアになり自分の周りで起きている不思議な現象に気付いて以降、非科学的かつ濁ったそれらを処分しました。
例えば『龍が見えたの』、とか『心霊写真がー』なんておっしゃる方いるじゃ無いですか?
もしも私が龍のような存在なら少なくとも「お金持ちになりたいからワイドショーで紹介された龍（アナタ）を見たい! 龍（アナタ）に近づきたい! あ、あれあれあの雲のカタチ! あれは龍に間違い無い。アタシ霊感強いのよお」なんて人がいたら生理的に無理なので即逃げます。若しくはそんな自堕落な人間は努力を放棄する口実として龍神（わたし）を探している筈なのでそんな奴の破滅を誘う目的なら美しき肢体を見せてやるかもしれませんが。
「見てこの写真! この窓のところ、ここに子供の霊が」という人は子供と向き合った事が無いんじゃ無いかと思ってます。
という感じで、富士の裾野に住んでいると直感みたいな物が絶えず送信されてくるんです。それはある日突然なんの脈絡も無く来るので地頭による計算ではありません。霊能者というより機動戦士ガンダムに登場するニュータイプとかサイコミュシステムがしっくりくる。自分に悪意を持った人物が数キロ圏内に入ると動悸がすることがしょっちゅうありますし体調次第で植物たちの囁きや残留思念をたどり古代遺跡を探知することが可能です。魚たちの噂話が微かに聞こえるのでその方向にゆくと魚群がいます。（因みにこれを武器に漁師になろうと応募したら当然の如く却下されました汗💧）
便利な才能（？）ですが2つの欠点があって一つは使えば使うほど異常な眠気に襲われること。もう一つは出張などで富士山から離れれば離れるほど、また間に山脈を挟んだりするほど電波が弱くなるのか何も感じなくなってゆき肉体的な性能すら低下します。言い換えれば元々私が持っていた力では無かった、ということです。
外部からもたらされたニュータイプ的な力。
凡人にニュータイプ（霊能力持った兵士）と対等に渡り合う力をサーバーにアクセスすることで与えるシステムの事を機動戦士ガンダムではEXAMと言うそうです。スマホみたいなモノですね。
